【名前】Alan・Arvier・Blanchard (アラン・アルヴィエ・ブランシャール)
【別称】アメジスト
【言葉】高貴、誠実、心の平和

【性別】男
【学年】高2
【容姿】

ゆるいウェーブを描きながら鎖骨下辺りまで伸びる髪は、鮮やかなバイオレット。
ぱっちりと切れ長な瞳は長い睫毛に縁取られ、瞳孔には青とも緑とも言い切れない曖昧な色がくるりと揺蕩っている。

その顔立ちは美しく、宝石から削り出したような、華やかで存在感のある美貌。
丁寧にケアされた玉肌は色白く、傷ひとつない。

スラリと細身の体躯に長い手脚、しなやかで均整のとれた体付きの持ち主。身長は180cm。

服装は日替わり。その日の気分で服もメイクも変わるが、淡い色の服はあまり着ない(嫌いというわけではない)。
ワンピースやスカートを身に付けている時が多いものの、普通に男性寄りの服装をしている時もある。

ブローチは基本的に右の胸元。


【性格】

情に厚く誠実で、非常に快活。
何事も明るく受け流し、大声で「あっはっは！」と笑いながら喋る様子はまるで太陽。

自身が「美しい」と思うことに忠実で、常に自分の価値観を優先するタイプ。そのため、気に入らないことや「汚い」と感じたことには一切従わず、というか積極的に反旗を翻すスタイル。
宝石の寮所属であることを心底誇りに思っており、自分が悪く言われるのはどうでもいいが(特に気にしていないので)、寮の悪口を言われるのは嫌、らしい。
基本的に動作が大きく大雑把だが、決して汚い所作はしない。全体的に気品が漂うように、常日頃から気を付けている。

最大の特徴は、その言動。
女性風の言葉を使って喋り、皮肉に唇を歪めて笑う笑みも実に女性的。声は普通に男のそれだが、本人は「あ〜声を自由に変えられる個性魔法とか発現すればよかったのに」と残念そう。
化粧品やかわいい洋服集めを好み、女子会、という名でお茶会に誘われると大喜びで承諾する。

また非常に自信家でもあり、自分の何を貶されても柳に風。曰く「耳を貸す価値もないわよ」とのこと。
根本的に世話好き。身内と認めた相手を甘やかし、世話を焼き、喜ぶ顔を見るのが至福。ただし、だからといって無理なことを望まれたり強いられたりすると、身内から除外してスッ……と距離を置く。
自身の美意識を優先して動くので、悩みやストレスとは無縁。ただ、自我が強すぎてグループ内と不和を起こすとそのまま孤立しやすいのが欠点。


【得意基本魔法】水

【個性魔法】

　　『グレイプニルは断ち切られた』

体長3mに及ぶ、巨大な白狼を召喚する魔法。
この狼はアランが背中に騎乗している時のみ自由に操ることが可能。降りてしまうとその瞬間から従わなくなる。
噛み付く、突撃、単純な移動手段、と用途は様々だが『騎乗していなければならない』という条件上、そこまで危険地帯向きではない。

狼自体は頑健かつ屈強。銃弾程度なら敵ではない上、体力もある。
ただし、流石に炎の海を駆け抜けたりは出来ない。「生物として強靭」の域に留まる。

白狼は致命的ダメージを受けたり、首や頭を切られたりすると消滅してしまう。
またアランが騎乗をやめた場合も、5分程度反抗的な様子を見せてから消えてしまう。再召喚には現実時間換算で12時間のクールタイムが必要。


【備考】

一人称：あたし
二人称：アンタ、あなた、名前+ちゃん

好きなもの：かわいいもの、綺麗なもの、甘いもの(サクサク食感が好み)、自分
趣味：料理、バスケ、ショッピング、サプライズ


服装や話し方は趣味。
曰く「かわいい方が好きだからそうしているだけよ」とのこと。

勉学はほどほどに得意。
得意基本魔法である水の魔法は、熱心に学び、研鑽に励んでいる。
が、他の基本魔法はあまり興味がないのか、水の魔法ほど頑張っていない。指摘されるとそーっと目を逸らし「いやほらぁ、いい感じに手を抜くのも学生でしょ？」と言い出す。

運動は得意。
最近はバスケットボールに再熱したらしく、休日にバスケに付き合ってくれる優しいお友達を募集中。

特技は料理。
特にお菓子作りを好み、暇があると友人を誘ってお茶会を開いたり、お土産にして配ったりしている。
また誰かをサプライズすることも大好き。友人の誕生日を聞き付けると積極的にパーティーを画策するタイプ。

【部活動】陸上部


【SV】

「あら、初めまして。あたし、アラン・ブランシャール。出来ればアランちゃんって呼んで頂戴？」

「いやだ、笑わせないでよも〜！……あは、サイコー！ふふ、良い話聞かせてくれたお礼よ。あ、手作りお菓子とか大丈夫？……良かった！じゃあ受け取って、要らなかったら捨てて頂戴」

「あー、星の寮？別に、仲良くしたいならすれば良いんじゃないかしら。あたしに聞いても参考にならないわよー？良いじゃない、宝石には宝石の、星には星の輝きがあるのよ」

「はあ……あのねえ、醜い言葉使うから顔にも出るのよ。少しは気品のある振る舞いをしようと努力してからあたしに声をかけなさい」